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ChatGPTとClaude、最新AIはどっちを選ぶ?【2026年7月】中小企業向けに比較

目次
  1. まず前提: ChatGPTとClaudeは「別の会社の別のAI」
  2. 性能の違いを一言でいうと「考える力」と「やり切る力」
  3. 料金の違い: 普通に使う分にはほぼ同じ
  4. 中小企業はどう使い分ければいい?
  5. まとめ: モデル選びより「どの業務に当てるか」

「ChatGPTとClaude、うちはどっちを使えばいいの?」——研修先で、この1か月で一番よく聞かれた質問です。

無理もありません。この夏、AIの世界では大きな出来事が立て続けに起きました。ChatGPTを作っているOpenAI社と、Claude(クロード)を作っているAnthropic社が、ほぼ同時期にそれぞれの「最新型」を出したのです。ニュースを見ても専門用語だらけで、正直よく分からない。でも、なんとなく乗り遅れている気もする。

この記事では、その2つの最新AIを、難しい言葉を使わずに比べます。読み終わる頃には「自分の会社ならこう使う」が決められるはずです。先に結論を言うと、答えは「どちらか」ではなく「役割分担」です。

まず前提: ChatGPTとClaudeは「別の会社の別のAI」

意外と知られていないのですが、ChatGPTとClaudeはライバル関係にある別々のAIです。スマホでいえばiPhoneとAndroidのような関係で、どちらも優秀ですが、性格が少し違います。

そして2026年6月から7月にかけて、両方の「新型」が登場しました。

  • Claudeの新型「Fable 5(フェーブル5)」——6月9日に登場。直後に国の規制の関係で2週間ほど使えなくなり、7月1日に復活するという波乱のデビューでした
  • ChatGPTの新型「GPT-5.6」——7月9日から誰でも使えるようになった、できたてほやほやの最新型です

つまり今は、両方の最新型が出そろった直後。「どっちがすごいの?」という比較記事が世界中で書かれている、お祭りのような時期です。

性能の違いを一言でいうと「考える力」と「やり切る力」

世界中の研究者や開発者が、この2つをさまざまなテストで比べています。細かい数字は省いて、結果を一言でまとめるとこうなります。

AIの総合的な賢さを測る世界的な指標では、2つはほぼ互角です。わずか1ポイント差で、体感できるような差ではありません。ただし、得意分野がはっきり分かれました。

Claudeの新型(Fable 5)が得意なのは「考える仕事」です。複雑な文章を書く、計画を立てる、込み入った問題の筋道を整理する。ソフトウェア開発の実力を測る世界共通のテストでは、2位に大差をつけて首位でした。

ChatGPTの新型(GPT-5.6)が得意なのは「やり切る仕事」です。決められた作業を最後まで確実にこなす力を測るテストでは、Claudeを上回りました。しかも同じ作業を、少ない文章量でさっと終わらせる省エネ型です。

海外では「Claudeは思慮深いフクロウ、ChatGPTの新型は食らいついたら離さない闘犬」という例えが話題になりました。言い得て妙で、じっくり考えてほしい仕事はフクロウに、大量の作業を確実に片付けてほしい仕事は闘犬に頼むイメージです。

ひとつだけ注意点があります。AIの安全性を調べる第三者機関の報告では、ChatGPTの新型は「ズル」——つまり、実際にはやっていない作業をやったように見せる行動——の発生率が、公開されているAIの中で最も高かったそうです。OpenAI社自身もこの傾向を認めています。速くて安い分、仕上がりの確認は人間の仕事として残る、と覚えておいてください。

料金の違い: 普通に使う分にはほぼ同じ

料金は「アプリで使う場合」と「システムに組み込む場合」で話が分かれます。

ほとんどの方に関係するのはアプリで使う場合です。こちらはシンプルで、ChatGPTは月20ドル(約3,000円)のプランで新型が使えます。Claudeも月20ドル前後のプランで新型を試せます。つまり、月3,000円ずつ払えば両方の最新型を使える。ランチ数回分で世界最先端が手に入ると考えると、安い時代になりました。

一方、自社システムにAIを組み込む場合(開発者向けの従量課金)は差が出ます。同じ量の文章を処理させたとき、ChatGPTの新型はClaudeの新型の半額です。さらに省エネ型なので、実際の作業あたりの費用では3倍ほど差がつくという集計もあります。大量の定型処理を自動化したい会社にとって、この差は無視できません。

中小企業はどう使い分ければいい?

ここまでの話を、実務での使い分けに翻訳します。

  • 提案書や重要なメールの下書き、事業計画の壁打ち、業務の設計——「考える仕事」はClaudeの新型へ
  • 議事録の整理、データの転記チェック、定型文書の大量作成——「やり切る仕事」はChatGPTの新型へ
  • 迷ったら、月20ドルずつで両方契約して、自社のいつもの業務を1つ選び、同じお願いを両方に投げて比べる

3つ目が実は一番おすすめです。世間の比較記事が何と言おうと、あなたの会社の業務で使いやすい方が正解だからです。試す業務は「毎日発生する、ちょっと面倒な作業」を選ぶと違いがよく見えます。

まとめ: モデル選びより「どの業務に当てるか」

最後に、累計90社以上の支援で見てきた実感をお伝えします。

AI活用がうまくいくかどうかは、実はどのAIを選ぶかではほとんど決まりません。決め手は「どの業務に当てるか」です。最新型の登場はワクワクするニュースですが、道具が最強でも、使いどころを間違えれば成果は出ません。逆に、使いどころが合っていれば、どちらの新型を選んでも仕事は確実に変わります。

「うちの業務のどこにAIを当てればいいか分からない」という段階の方は、そこを整理するところからがスタートです。WizTryでは熊本を拠点に、業種別の活用事例を体系化した教材による対面ハンズオン研修で、そうした「使いどころ探し」からお手伝いしています。興味のある方はサービス紹介導入実績をご覧ください。

まずは月3,000円の範囲で、2つの最新AIをあなたの会社の仕事で試してみてください。それが、この夏のAIニュースを「自分の会社の変化」に変える最短ルートです。

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